ふるさと納税のメリット

ふるさと納税のメリット

「ふるさと納税」は寄付を受けた地域、寄付をした方どちらにもメリットがある制度です。例えば、都心などは人口が多いため、それだけで税収が多いです。

 

しかし、過疎化した地域では高齢者が多く、税収も少なくなってしまいます。また、そもそも人口が少ないため仮に若い方の割合がそこそこだったとしても、十分な税収があるとは言えません。

 

進学や就職で都市部に移住した方が「ふるさと納税」を使い寄付をされた場合、その補てんが可能です。

 

また、地域がお礼として特産品を贈ることでさらに興味を持って頂くことができたり、民泊チケットなどを配布している自治体もあるため、地域外の方との交流が盛んになる可能性も非常に高いと言えます。

 

さらに、寄付を行う方については、離れてしまった地元への納税ができる、もしくは自分が学校や転勤などでお世話になった地域への恩返しができるメリット、その地域の特産品などを得られるメリットがあります。

 

中には、縁もゆかりもないけれど、返礼の品を見て自治体を選ぶ方もおられます。寄付金に応じて、返礼が数パターンある自治体が多いです。

 

そして、確定申告によりその年の所得税、翌年の住民税が控除となります。そして、個人でなく企業においても納税分を全額損金算入できますので、節税対策が可能です。

 

また、使い道が指定できる自治体を選べば、企業の社会的なPRにもつながるため、近年は「ふるさと納税」実施している企業も増えています。